第48回日本理学療法学術大会で発表してきました
2013年5月24日(金)〜26日(日)に愛知県名古屋市で第48回日本理学療法学術大会が開催され,ポスター発表をしてきました。

現在取り組んでいる,中高年の下肢筋力の低下をできるだけ簡易かつ簡便に見つけ出すための10秒椅子立ち上がりテストについて発表してきました。従来の30秒椅子立ち上がりテストや片脚立ち上がりテストは体力のある人にはとても良い測定法だと思うのですが,体力の落ちている方からは「テストの後がきつい」などの声が聞かれ,被験者にとってそれほど負担のない測定ができないかと思ったのがこの発表をしようと思ったきっかけです。
題目:「10秒椅子立ち上がりテスト(CS-10)と等尺性膝伸展筋力との関係について」

今回は被験者の対象年齢の幅が広かったため,もう少し的を絞ってこのCS-10の適応と限界を調べることが必要だとの意見を頂きました。論文を読んで尊敬している先生からの質問でとても励みになりました。
学会では大学時代の友人や後輩とも会うことが出来,皆とても活躍しているようで元気をもらいました。シンポジウムなどでは新しい知見を得ることができ,これからの臨床に随分と生かせるのではないかと思います。
次は6月23日に東京都理学療法学術大会での発表となります。患者様のため,地域のためにできるだけ貢献できますよう,日々研鑽して参りたいと思います。