第51回日本理学療法学術大会でポスター発表をしてきました
2016年5月27日~29日まで札幌で第51回日本理学療法学術大会が開催され,ポスター発表をしてきました。

発表の朝は早起きしたので,北大にあるクラーク博士像を見てきました。台座に「BOYS BE AMBITIOUS」と刻印されており,子供の頃に読んだ本の記憶がよみがえり,もう少年ではありませんがやはり大志を抱いて頑張らなあかんと心が踊りました。

ポスター発表の内容は「2か月間複合運動プログラムが地域在住一般高齢者の運動機能,認知機能,生活機能に与える影響について」です。介護予防の運動は3ヵ月,週に2~3回が薦められていますが,実際には2か月間の開催となる地域も多く,実際にその効果の程度はどうなのかというところからデータをとりました。

2か月間という短期間プログラムでは即時再生記憶や膝伸展筋力が改善を認めましたが,その他の機能改善のためには頻度を増やして検討する必要がありそうです。
今年は,いろいろな方が質問に来て下さり貴重な意見交換の場となりました。来年は千葉での開催となるようなので,また発表できるよう頑張りたいと思います。