日本健康予防医学会 第1回学術総会に参加してきました

2017年3月23日(土)に日本健康予防医学会の学術総会があり,午後から休みをとって参加してきました。


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どの講演もこれからの仕事に生かせる内容のものばかりで,とても刺激になりました。特別講演では,鹿屋体育大学の阿部先生が「サルコペニア・フレイル・ロコモ,その評価と改善策を考える」というタイトルでお話されました。3つの定義された言葉はどれも意味のあるものではあるが,サルコペニアだからといってフレイルに当てはまらない場合もあるし,フレイルだからといってロコモに該当しない場合もあり,できるだけ全体を網羅した内容で評価をして研究をしていかないと,当学会として提言ができないというお話にはなるほどなと思いました。


サルコペニア,フレイル,ロコモなどの言葉はテレビなどで頻繁に目にするようになりましたが,お互いの関係性を知り,きちんと頭を整理していかないといけないですね。


また,握力についても阿部先生がコメントされており,「若い頃,握力は計測しても仕方ないと思っていたら,握力は下肢の筋力を高い相関があることが分かり,膝の痛い人には下肢筋力測定だと計測できないものが,握力を図ればだいたい下肢筋力を推定できる」という内容にも改めて気づきがありました。確かに,膝の痛い人が多く,下肢筋力の測定の時は,「膝が痛いからほどほどにしておくわ」という方もいらっしゃり,握力の測定の意味合いをもう一度振り返ろうと思います。

 

2017年度も地域介護予防教室などでの指導にあたりますが,今回の講演で聞いた話は大いに活かせそうです。