社会参加と健康長寿というテーマで講師をしてきました
2017年11月8日(水)に世田谷区の健康長寿セミナー「私のまちでできること,私がまちでできること」が開催され,社会参加と健康長寿というテーマでお話させて頂きました。

医療技術の進歩に伴って寿命も長くなり,未だかつてどの国も経験したことのない超高齢化社会に向かっていく日本は,どのようにして健康長寿でいられるのかこれが大きなテーマとなっています。
これまでの運動と食事の取組みが健康寿命に大きく影響していることが分かってきましたが,最近の知見では社会参加の有無も健康寿命に大きく関わっていることが報告されています。

既に住民主体型のサービス(いわゆるサービスB)を展開している住民の方の発表もありました。「無理のない範囲で自分の出来る範囲でやっている」「いろいろな苦労があるけれど,来てくれる方やその家族の方の「来てほんとによかった。ありがとう。」の言葉が一番の嬉しいことだ」とお話されていたことが印象的でした。また,「どうしてこのサービスがもっと拡がらないのか,このサービスを知らない人はほんとにもったいないと思う」と住民の方が熱くお話されていたこともとても印象的でした。

グループワークも今まで開催してきた他の会場と同じくいろいろなアイデアが出てきて,発表も内容の濃いものになったのではないかと思います。

こうしたグループワークは,いつも頭の中で考えていたことが,他者と交流し,このような場をもつことで「私ってこんなことを考えていたんだ」と自分自身の考えに新たに気づくことにもなりますね。
ご参加された皆様,主催された世田谷区役所の皆さま,東京都介護予防推進支援センターの皆様,社会参加をテーマに一緒に地域の仲間づくりを考えることが出来,私自身にとってもとても良い機会となりました。ありがとうございました!