東京都理学療法士協会介護予防推進リーダー導入研修で講義を担当してきました
2019年2月9日(土)に新宿で東京都理学療法士協会主催介護予防推進リーダー導入研修が開催され,「介護予防事業の企画立案〜通いの場の実践事例の紹介〜」講義を担当してきました。

事例紹介では全国の4つの取組みを紹介する予定となっていましたが,特に町田市の「町トレ」の取り組みを具体的に紹介しました。

リハ職が通いの場作りに関わる時には,地域の方の「やりたい」をどう引き出すのかということがとても大事ですが,それはリハ職が学術的なことを説明すればいいということでもなく,リスクをめいっぱい説明すればいいということでもありません。

その時にどうればいいのかを考える時にヒントになるのが,オタワ憲章にある「ヘルスプロモーションにおける3つの戦略」です。その3つの戦略とは①能力の付与 ②唱導 ③調停となります。

これら3つを町トレで私が行っている例を写真を用いて紹介し,参加者の皆さんにグループワークをしながら考えてもらいました。
90名近い方が参加され,1限から4限の講義を通して地域における通いの場作りをどうしていったらよいか,これからの介護予防のありかたを学ぶことができたのではないかと思います。
長時間にわたる講義に参加された皆様お疲れ様でした!