東京都理学療法士協会大田区支部で講師をしてきました
2019年2月15日(金)に東京都理学療法士協会大田区支部主催の研修会が開催され講師としてお招きいただきました。

今回の研修会のテーマは「地域づくりによる介護予防に向けて〜「通いの場」について理解しよう!〜」でした。東京都介護予防推進支援センター主催のリハ連絡会議でテーブルが一緒になった大田区支部の小磯さんからお声がけ頂きました。
研修会の第1部では,大田区の4圏域でのリハ職の取組みが紹介され,すでにリハの方々が地域で熱心に活動されていることが分かりました。体操指導する時の椅子の配置の仕方など工夫されていらっしゃるなと感じました。
私に頂いた講演のテーマは「町田市の総合事業の取組みとリハ職の関わり」でした。町田市では現在PTとOTが総合事業の通いの場や通所C(3か月間の短期集中専門職サポートサービス)に参加しており,特に通いの場(町トレ)の紹介をしました。

町トレにおけるリハ職の役割は主にグループの立ち上げ支援とフォローアップとなっていますが,そこで求められているのは体操指導しながらも,運動の大切さを説明しながらも「住民のやりたい!やってみたい!を引き出す」ことが最も大きな役割ではないかと思います。

町トレの具体的な状況を写真を用いて紹介し,最後は「大田区のこんなのあったらいいなは何?」という問いかけをしました。町トレは町田市での取り組み事例であって,やり方・進め方・関わり方はその地域ごとの特徴に合わせるのが良いと思いますので,リハ職としてどんなことができたらいいかとうことを次のグループワークで話し合ってもらうきっかけにしてもらいました。

今回の研修会には,多くのリハ職が参加されており,また包括の方々,行政の方も参加されており,同じテーブルで情報共有,意見交換ができただけでもとても有意義な研修会であったと思います。
講師としてお招きして頂きまして誠にありがとうございました。また,平日の夜の研修にも関わらずご参加頂いた皆様ありがとうございました。
大田区の地域づくりが一層前にすすみますように!