通いの場における動機づけについて講義をしてきました
2020年2月9日に東京都理学療法士協会主催介護予防推進リーダー導入研修が開催され、4コマ目の講義「通いの場の事例を通してリハ職の役割を知る」を担当してきました。
昨年度も同様の研修の講義を担当したので、今年は内容をブラッシュアップして挑みました。
特に「通いの場のコンセプト」については、参加者が繰り返し、繰り返し確認出来るようにし、そのコンセプトに沿って町田市取り組んだ結果、通いの場を通して町田市の地域づくりが進んでいることを理解してもらうようにしました。
また、実際の通いの場にリハ職が出向いた時に、どのように地域の方に話しかけ、働きかけ、共感して取り組んでもらうか、グループワークや実技を通して学べるようにしました。
その際に、ヘルスプロモーションの3つの戦略を心に留めておくと、自分がその場で何をしているのか、何を求められているのか、自分の頭を整理しやすくなることも紹介しました。
リハ職は、普段のリハビリテーションの仕事の中で、動機付けは特に得意としていることはでないでしょうか。リハ職のその技術は、地域づくりの分野においても大いに発揮されると思います。
来年度もこの介護予防推進リーダー導入研修は開催される予定ですので、介護予防推進リーダー導入研修を受けたいという方、東京都理学療法士協会の導入研修はおススメです!
通いの場に出かけているメンバーが講義を担当していますし、4コマ目は私の10数年の介護予防分野の経験・知見がぎっしり詰まった内容になっています。是非ご検討を!