

日本は一昨年から昨年にかけて高齢化率が21%を超え、超高齢化社会に突入しました。日本の高齢化率、平均寿命はともに世界で一位でありますが、同時に世界で一番の寝たきり王国とも言われています。ちなみに日本の寝たきり率はスェーデンの10倍、アメリカの8倍との報告があります。
こうしたことをなんとか防ぎ、いつまでも元気でイキイキとした人生を送るためには、できるだけ自分で動くことができるように
しておくことが大切です。
介護認定とその原因疾患について

図1 介護レベルの割合
図1は、東京都目黒区の介護レベルの年次推移と年率成長率を表したもの(ラフサプ作成)です。介護認定者が年々増加し、その中でも要支援レベルの増加が著しい事がわかります。
(*要支援とは、介護が必要ではないが、日常生活上で時々支援が必要な状態をいいます。)

図2 要支援の原因
では、要支援になってしまうその原因をその方が有していた疾患でみてみると、高齢による衰弱つづき、関節疾患が大きな原因になっていることがわかります。腰の痛みや膝の痛みで歩くことができなくなったことで活動量が減っていき、徐々に日常生活を送る上で支援が必要になってくるということです。

図3 要介護の原因
要介護の原因をみてみると、脳血管疾患が1位となっており、関節疾患も原因として上位にあることがわかります。
現在、ラフサプは埼玉県の介護予防事業に他社と連携して関わっています。理学療法士が利用者様に対して個別に対応し、トレーニング指導やホームエクササイズ指導などを行っています。
健康運動指導士の方がグループ運動を楽しくすすめ、その間に膝や腰に痛みのある方に対してラフサプのスタッフが細かくチェックし対応しています。こうしてそれぞれの専門スタッフがきちんと役割分担をして、利用者様のサポートができることはとても有用なことだと考えています。
私達はいつまでも充実感溢れた人生を送ることができるようにカラダづくりからサポートしていきます。
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東京都町田市の人口増加割合について
東京都郊外にある町田市の人口に着目してみました。

町田市のここ4年間の人口増加割合は約1パーセントの増加であり、これは全国平均をやや上回るものの東京都の平均よりは随分と低いようです。では、ここでどの年代の増加があるのか年齢区分別で比較してみると、どうやら65歳以上の高齢者の増加がみられます。

65歳以上の人口の増加率はどうなのかということをCAGR(年率成長率)という指標を用いて年齢区分別で比較してみました。すると、なんと65歳以上の増加率は5%台と他の年齢区分と比較して随分と大きいことが分かります。
町田市ではこの10月に介護予防月間として様々な取り組みを開催しています。