長年立ち仕事をされていて、右肩が下がっていることを気にされている方からオーダーメイドインソールを作成して欲しいとの依頼を受けました。体幹機能を評価した結果、インソールで対応していくのと同時に体幹機能を向上させていくことが必要と思い、体幹筋の使い方も同時に指導させて頂きました。

歩くときには右脚を接地する時に右肩が下がるのが目立っていましたが、インソールを入れることで歩行時の右方向への動揺が減少しました。内側のアーチの落ち込み方が左右で違っていたので、その微妙な調整をしながらインソール作成をすすめていきました。

 

歩行時の体幹の動揺をコントロールすることは、局所への負担を回避することになります。そして、局所への負担を減らすことは痛みや疲れを解消することにつながってきます。オーダーメイドインソールを用いることはそのための有用な手段の一つでありますが、インソールだけでなく弱い筋肉を強くしたり硬い筋肉をストレッチしたりしていくことも必要だと改めて感じました。

 

 

 

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