コアマッスル(体幹筋)トレーニング
「コア」「インナーマッスル」という言葉があちこちで見られるようになり、また治療の現場でもトレーニングの現場でもこのような言葉が盛んに使われるようになってきました。
コアとは一体なにものなのでしょうか?インナーマッスル?どんな働きをするものなのでしょうか?コアをうまく使う?コアを強くする?これらの違いって何なのでしょうか?ほんとにそのトレーニングで大丈夫なの?「コア」をGoogleで調べてみても約41万件、体幹筋でも約20万件のヒット数・・・。分かりますか?
まず身体において「コア」といわれるものは、横隔膜、骨盤底筋群の間にあり、これらに関係する大事な筋肉としては腹横筋や深部多裂筋などがあります。
腰痛のトレーニングというとすぐに割れ目のできる腹筋を鍛えようとか、背中のトレーニングを始めるという話になりがちですが、腰を安定させるコアマッスルというのは、これらの筋肉とは全く違った働きをしてきます。
このコアマッスル、どんな働きがあるのかというと、コアには体幹を安定させる働きがあるからなのです。これこそがコアマッスルが注目されている理由なのです。Richardsonらの報告によると、人が身体を動かすとき、無意識下で体幹を安定させてから動いており、腰痛のある人では、有意にこの体幹筋の働くタイミングが遅かったとしています。
コアはその働くタイミングとその働き方がとても重要で、コアをうまく機能させるためのエクササイズが必要で、これこそがコアエクササイズなのです。コアをうまく使うためには、どうやってこの筋肉を使ったらいいのかなとか考えながら行う必要があります。そして、うまく使えることができうようになってはじめてコアを強化していくトレーニングに入っていくことができるのです。
コアをうまく使うことができているかは、コアの解剖学や運動機能をよく理解している専門家についてもらうのが一番です。私達からだ康房では、コアマッスルの働きを実際に感じ取って頂ける様に筋肉の写真や図などを使って説明していきます。
悲しい事にこのコアの使い方を下の写真のように間違ったまま、誤ったトレーニングをし続けている限りは腰痛を回避することができないのです。コアの使い方を習得しないまま、レベルの高いエクササイズをしても、体幹筋を強化することができないということなのです。今までのトレーニングに関する情報や知識が、このコアエクササイズの重要性の理解を妨げているところがあり、まずはこのトレーニングの先入観を崩すことも大きなポイントになっています。
コアがうまく使うことができるようになったら、座ったり、立ったり、そして歩いたりしてもこのコアが働き続けるようにしていきます。姿勢によって、動きによって余計な力が入ったり、逆にコアの力が抜けてしまったりそんなことがなくなれば、コアがずいぶんと強化されといえます。
私達からだ康房では、このコアマッスル(体幹筋)をいかにうまく使うことができるかに重きを置いています。長年の腰痛でお困りの方、スポーツをしていて腰が痛いという方、立っていると腰が痛くなるという方、是非このコアマッスル(体幹筋)の正しい使い方を身につけてください。
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