今日は4月29日、昭和天皇の誕生日、みどりの日。この日は中原中也の誕生日でもあるんですね。高校生の時に「汚れつちまつた悲しみに」をどういう意味なんだろうと何度も読み返したのを思い出します。
さて、今日も外反母趾のフットプリントを紹介します。
この方は、左と右で土踏まずの形状が異なっており、左側はのっぺりとした感じで、右側は後足部が落ちているのが分かります。
どちらも親趾側の圧が高くなっていますが、特に左側の圧がより高くなっています。 アーチ(土踏まず)の落ち込みが強いと、より外反母趾を助長すように作用してしまうのです。
インソールは、足の裏の圧や身体の使い方、そして筋力、柔軟性をチェックした上で作成していきました。 左側のアーチが低下していましたが、動きを見ながら少し持ち上げるような形にしました。
インソールというものは足に合わせるものですが、足だけをみて作っていてはいいものがつくれません。
歩くなかで、どのように足が動いているのか、足の動きに伴って身体がどんな動きをしているのかを詳しく調べ、そしてインソールによってどのような身体の動きを誘導したいかを考えていくプロセスがとても重要なのです。
作成したインソールによって、歩いている時の姿勢まで変わりました。ヒールのある靴にインソールを入れるのは平らな靴に入れるのと違って、やはり前足部の工夫をしないといけませんでした・・・。
姿勢の詳細はまたこちらで紹介させて頂きますね。
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