各シューズメーカーから出ている「シューズ取扱説明書」に目を通されたことはあるでしょうか? この取扱説明書にも足を守るための大事なことが書かれているので機会があれば是非一度目を通してみてくださいね。
靴の踵を踏んではいけないと子供の頃によく言われましたが、これらの取扱説明書にもきちんとこのことが書かれています。
YONEX
1.履き口の上からの力が加わりますとヒールカウンター(踵部保護材)の破損につながり、足を傷める恐れがあり、危険です。履き口が踵により上から擦られますと、履き口に上からの力が加わり、ヒールカウンターの破損につながります。足入れの際は、ファスナーを十分に下げ、履き口を十分に広げ、履き口に上からの力が加わらないよう、ご注意ください。靴ベラを、使用頂きますと、履き口に上からの力が加わりにくく、足入れしやすくなります。
2.アッパーや履き口(特に踵部)を上から踏みつけますと、思わぬ怪我につながり、危険ですので、絶対に踏まないで下さい。
new balance
かかと履き口部は絶対つぶさずにお履き下さい。
シューズの機能で重要な役割を果たしているヒールカウンターが、かかと部に内蔵されています。かかと履き口部を踏んだまま立ったり、歩いたりするとヒールカウンターがつぶれ、変形したり破損したり、シューズ本来の機能が失われ、足の動作が不安定になりケガの原因になります。
靴ひもは正しく結んで使用して下さい 。
長く垂れ下がっていると踏みつけて転倒したり、自転車の車輪やペダルに紐が巻き込まれてケガをする恐れがあります。また、面倒でもシューズ着脱の際は必ず靴ひもをほどき、ゆるめてください。靴ひもをほどかない状態でシューズを着脱されますと靴のかかと履き口部に圧力が加わり、かかと部に内蔵しているスポンジが落ちたり、ヒールカウンターが潰れ、変形したり破損し、足当りやケガの原因となります。
こうしてみるだけでも、靴の踵部分がいかに大事かがわかりますよね。
アスファルトやコンクリートの上を歩く時には地面からの衝撃は土の上を歩く時よりも大きくなります。足の衝撃吸収能力をきちんと使えるようにするためにも靴の機能を損なわないようにしたいものです。
つい急いでいるから、面倒くさいからといって、踵を踏みつけることがないようにしましょう!
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