上級シューフィッターが教える靴選びで健康になる本
著者:加藤 一雄、山本 宏
シューフィッターという靴選びのプロの立場からの本で、靴選びの具体的なポイントが事細かに書かれています。
この本からの「ヘェー!」は靴のゆとりと締め付けについてです。
靴というのは、足囲(第1趾と第5趾のMP関節部を取り巻く部分)と履き口の部分が足の寸法よりも小さく作られていて、これらにより足が靴にフィットし、足が靴の中で前に滑らないようになっているということなのです。
足に合った靴はこの部分でしっかり締め付けるので、靴を履いた時に足に当たっている感覚が生まれなきゃいけないのです。
靴を履いた時にゆとりが必要なのは足先の部分で、爪先より5mm〜10mmの捨て寸よばれる余裕が必要です。
また、靴にはその靴が合う足のサイズが表示されるので、その表示には捨て寸の長さが含まれていないとのこと。
だから、靴を選ぶときは自分の足の大きさより5〜10mmほど大きなサイズの靴を選ぶ必要があるのです。
靴を選ぶポイントを詳しく知りたい方は是非一度読んでみてください。