2010年9月25日(土)、町田市バドミントン連盟主催のからだ講座で講師をさせて頂きました。
前回の5月の講座では「肩」をテーマに取り上げ、今回は「膝」のリクエストがありましたので膝のお話をいたしました。
講座の開始前には、関節の柔軟性がバドミントンの動作にどのように影響してくるのかを理解して頂くために 参加者の方の下肢の柔軟性をチェックしておきました。
上グラフは、うつ伏せになって膝を曲げた時の踵とお尻の距離を見た結果ですが、通常ですと踵がお尻について欲しいのですが、多くの方が踵がお尻につかない状態でした。
股関節の可動範囲もみてみました。上グラフはあぐらをかく動きの可動範囲。この動きは大半の肩が正常可動域(赤の実線)を有していました。
上のグラフは股関節を内に捻る「内旋」という動きをみたものです。多くの方が内旋可動域が減少していることがわかりました。バックハンドでシャトルを打ち返す時にはこの内旋の可動域が必要ですが、少ない場合は股関節以外の関節がそれを代償して動くようになり負担がかかることに繋がっていきます。
座学で学んだあとは、正しい膝の使い方の練習。自分の動きを再現してみて、膝がどんな動き方をしているかチェックしてもらい、膝に負担のかからない使い方を覚えていただくようにしました。
1時間半というお時間を頂き、できるだけケガをしないからだ作りができるようにというコンセプトを基に話をさせて頂きました。
連盟の笠原さんとは講座を行うに当ってどんな内容のものにしたら良いのか何度もお話をさせて頂き、バドミントンの動きについても詳しく教えて頂きました。笠原さんありがとうございました。
土曜日の午前中にも関わらずご参加頂きました皆様ありがとうございました!できるだけケガをすることなく、いつまでもバドミントンを楽しむことができるようにしてくださいね!
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