腰痛の原因には様々なものがありますが、その中で腰椎椎間関節の機能不全というものがあります。
ギックリ腰の原因であったり、急に特定の方向に動く事ができなくなるなどの原因になったりします。
この腰椎椎間関節って一体どこにあるのかといいますと。
左の写真は、腰を背中側からみた模型です。
腰の骨は、左の写真のように5つの骨があり、上から順番に第1腰椎、第2腰椎・・・第5腰椎と5つあるのが分かります。
この上下の腰の骨を繋げている関節を椎間関節といい、左右一つづつあります。
動きとしては、前屈や後屈方向に主に動き、身体を捻るよう動きは小さいという特徴があります。
下の写真は腰椎椎間関節部分を拡大しています。
赤色の丸で囲ったところが腰椎の椎間関節と呼ばれる場所です。
この模型の場合、右の腰椎椎間関節は圧縮されていて、左の腰椎椎間関節は離解されていますね。
ちなみに、もしこんな具合だと、前屈した時にはやや右寄りに前屈し、側屈は右方向が容易で、左方向がいきにくいと感じるかもしれません。
また、左の回旋はスムーズで右の回旋はやりにくいかもしれないですね。ゴルフでいうと、テークバックはやりやすいけど、フォローはやりにくいといった動きに影響がでてきそうです。
小さな関節ですが、負担をかけているとこの関節も変形してきて慢性的な腰痛を引き起こしたり、また椎間板への負担を増やす事にもなります。
関節が不安定になっている方では、この関節を押すと、よく動くのが感じ取れます。過剰に動く場合は不快感や痛みがでたりします。よく動いても周りの筋肉に安定化作用がなければ、関節の変形につながっていきますので関節を安定させるようなトレーニングが必要になってきます。
よく動く箇所をボキボキならしたりする方もいますが、この音は関節内のガスが爆発して生じるもので、長期的にみると関節にとっては変形を助長させることにつながるといった報告もあるので注意が必要です。
安定させるべきところは安定させるようにエクササイズを取り入れ、動かす必要のある硬い箇所にはその部位を狙ったリハビリ整体が必要になります。
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