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腰椎すべり症とは、何らかの原因で腰の骨の位置関係が前後方向にずれた状態を指します。多くは第4腰椎と第5腰椎の間、第5腰椎と仙骨との間に生じます。

すべり症.jpg

第5腰椎と仙骨は、もともと垂直方向に対して斜めに位置しているため第5腰椎が腹側へずれやすい特徴を持っています。 腰椎の動きは屈曲・伸展の前後方向の動きを主に担っており、脊柱や骨盤の動きと連動して体を前に曲げたり、反らしたりすることができます。

しかし、骨盤の動きが出にくくなったり、胸椎や上位腰椎の動きが硬くなってくるとそれを補うためにL4やL5が過剰に動くようになってきます。この過剰な動きがすべり症へとつながっていくわけです。(もちろん筋の機能や姿勢によるものも大きな要因となります。)下の図はL4が下位のL5に対して前方に偏位しいる状態を示しています。

LSS.JPG

骨が前方にすべっている状態は、触診でも確認することができます。立った状態で骨配列の段差が確認でき、腹臥位の状態では段差が確認できない場合はこれは不安定性のあるすべり症ということになります。腹臥位でも段差が確認できる場合は、これは骨がすべっている状態だけれど固まっている状態といえます。

このすべり症は中高年の方に多く、腰痛や下肢の痛み・シビレといった症状を呈します。若いうちは筋肉がしっかりしていて柔軟性にも富んでいるため症状がでにくいのですが、長年の繰り返しの負荷により徐々に骨が偏位し、症状が出てきます。

基本的には運動療法が適応となり、背骨を不安定にさせないように、硬くなってしまった関節を動かしながら背骨を安定させる筋肉(インナーマッスル)の使い方を体に覚えさせていくことになります。但し、インナーマッスルは体力がある程度高くなってから行う必要がありますので、できる範囲で有酸素運動も同時に行っていく事になります。

T_0007.JPG

上記写真では、ベッド上で踵を滑らせるようにして脚を動かしながら腰椎の動きが出ないようにモニターしています。腰椎を安定させた状態で脚を動かすことができるようになるためのファーストステップとなります。ゆっくり息を止めないように行いましょう。

インナーマッスルのトレーニングは臥位→座位→立位へとレベルを上げていきます。インナーマッスルを働かせたまま呼吸ができるようにし、他の動作を行う時もインナーマッスルがまず入っているかどうかを確認するといいでしょう。

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