ダンススポーツをされている方と会うと、年を重ねた方でも皆さんとても姿勢が良いなという印象を受けます。姿勢を良くするならダンススポーツは一押しですね。
一方で、ゆったりとしたスポーツだとみられがちですが、ワルツにしろラテンにしろ関節にかなりの可動性が求められるスポーツでもあります。このページでは、ダンススポーツに必要な姿勢と可動性について書いていきます。
1.ダンススポーツに必要な姿勢 2.ダンススポーツに必要な可動性~特に背中について~ |
1.ダンススポーツに必要な姿勢
下の女の子とと男の子の立ち姿勢の写真をみた時に、その立ち姿勢はキレイでしょうか?
一見キレイにみえますが、女の子も男の子もこのままいくと腰が痛くなってしまうのではないかと気になります。
どういうことかというと、二人とも腰が反り過ぎているのです。
良い姿勢をみるポイントとして、まず重心線がどこを通るか確認してみましょう。
重心線は、肩峰(肩の中央)ー大転子(股関節の出っ張った骨)ー膝蓋骨後面(お皿の裏)ー外果後方(外くるぶし後方)を通るとされていますので、肩峰を中心としてラインをひいてみると・・・。重心ポイントがずれており、腰が反っていることが分かります。
2人が長くダンススポーツを楽しみ、競技をしていくためにはこの立ち方から整えていく必要があります。
そして、腹筋の使い方を覚え、胸椎で体幹を反らすことができるようにすれば、綺麗な立ち方ができるようになります。
2.ダンススポーツに必要か可動性について〜特に背中について〜
下の写真をみた時に、身体の反らし方はどうでしょうか?背中、特に胸椎部分が反っており、良い反り方をしていますね。
背骨は頸椎(けいつい)、胸椎(きょうつい)、腰椎(ようつい)から構成されており、ちょうど背中部分のところが胸椎となります。
この胸椎を含めた胸レベルのあたりを胸郭といい、下の写真で水色で囲まれた部分のことです。ここがしなやかに動くようになると背骨を柔らかく使うことができるようになります。
そして胸郭がしなやかに動くためには、下の写真のように肋骨の下部分が横方向に拡がる柔軟性が求められます。この動きをだすためには,腹式呼吸や、逆腹式呼吸なども効果的です。また、腹直筋や腹斜筋などの筋肉の癒着をリリースすることも効果的です。
当店では、この肋骨の下部分を横方向に拡げ、綺麗に胸郭を動かすためのトレーニングツール「リアライン・コア」を使用しています。
リアライン・コアは株式会社GLAB社が出しているもので、効率的にエクササイズで胸郭の柔軟性を引き出していくことができるすぐれものです。
リアライン・コアを胸郭に装着し、前方から肋骨を軽く押し込み、たとえば下のようなエクササイズを行いながら胸郭の可動性を引き出していきます。
エクササイズの効果をできるだけ引き出すためには、当店では胸郭周囲の筋肉と筋肉、筋肉と血管、筋肉と神経などの組織間のリリースも同時に行っていきます。
ダンススポーツで動きを改善んしたい方、パフォーマンスをもっと良くしたい方、痛みを改善したい方は、是非当店にご相談ください。
からだ康房
TEL:042−799-2526
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