Tさんは外反母趾が気になるとのことで、当店へこられました。
両足とも外反母趾があり、このグレードになるとインソールで元に戻すということはできませんが、からだ康房では外反母趾を助長する開帳足というものにアプローチしたり、足の形状をチェックすることはもちろん、どうして痛みが生じるのかを動作を見てその原因に対してアプローチしていくことに力を入れています。
さて、「靴のみ」の場合と「靴とオーダーメイドインソール」の場合とで動きを比較してみました。間違い探しのつもりで、どこが違うかよ〜くご覧になってください!
【両足スクワット】
「靴のみ」:鼻から降ろした線を基準にすると、この線が両足の真ん中に来ていない。
「靴とオーダーメイドインソール」:線が両足の真ん中に来てるいる。つまり、重心が安定していることになります。
【片脚スクワット】
「靴のみ」:右肩が下がり、バランスが悪くなってる。
「靴とオーダーメイドインソール」:右足の上に鼻がきている。
からだ康房では、足の形状だけをみてインソールを作るのではなく、身体の動きなどをみてインソールの効果判定をしています。
Tさんの場合は、インソールだけでなく、体幹の筋力をつけていくことも必要であることが身体評価からわかりました。
次は、歩行の変化がどのように出ているかを見ていきましょう。
*写真の掲載についてはお客様の了承を頂いております。Tさんありがとうございます。
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リハビリコンディショニング整体とインソールのお店
からだ康房(からだこうぼう)
東京都町田市成瀬が丘2-31-13
TEL:042-799-2526
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からだ作りであなたの人生に笑顔と感動を
最寄り駅:JR横浜線成瀬駅から 徒歩3分
電車:JR横浜線で横浜駅から成瀬駅まで約20分
町田駅から成瀬駅まで約5分
Tさんへのインソールの効果を歩くときで見ていきましょう。
まずは、裸足とオーダーメイドインソールを入れた時で比較してみましょう。
右足が前に出る時、左足が前に出る時、ともにインソールを入れたことで腕をよく振ることができるようになっています。
また、後ろにある足の蹴りだしがより出来るようになっており、前に出ている足がしっかり起きているのがわかります。(動画でみていると、足関節の動きや股関節の動きがより出やすくなっているのが分かります。)
では、靴とオーダーメイドインソールを入れた靴とで歩きを比較してみましょう。
やはり、靴にオーダーメイドインソールを入れた時の方が、腕の振りがよく、足首の起こし具合もいいのが分かります。
歩く姿がスマートに見えませんか?
これは、足のアーチをしっかり支えることで、歩く時の推進力が前方へ効率よく伝わっているからだと考えています。
外反母趾のある方では、足を蹴りだすときに、重心の移動が親趾の内側を通っていく傾向にあり、これが外反母趾を助長させることもあります。
インソールを作る際には、どうしたらこの重心の移動を改善させることができるか考えていきます。これは足型をとっただけでは分かるものではなく、動作を分析する事が必要となるのです。
Tさんの場合は、インソールで足裏から支えをしながら、足首を起こす(背屈)する可動範囲を改善すること、そして足首周りの筋肉の強化をしていくことも同時に行う事がより効果を引き出すと考え、ご自宅でも運動ができるように運動方法を学んで頂きました。
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