靴を履いて歩くと踵(かかと)が痛くなる。。。もしそれが、踵(かかと)の上の部分だったら、それはハグルント変形によるものかもしれません。(もし、足の裏の踵が痛い場合はこちらのページへ→)ハグルンド変形にインソールを使用することで、痛みの軽減につながる可能性があります。
ハグルント変形というのは、踵(かかと)の骨の後部分が大きくなって、靴を履いたときにそこが擦れて痛みがでてくるものです。

このハグルンド変形がどうして起こるのかというと、靴の踵部分の圧迫によるものが大きいといわれています。
*踵の裏が痛い場合は下記リンクをご覧下さい。
人によっては生まれながらにして踵後上側部分が出っ張っている場合があり、この出っ張った部分と靴との間で軟部組織が圧迫され、時間の経過とともに軟部組織の炎症(滑液包の炎症)が起きてきます。

踵の骨の出っ張ったものは、パンプスのようなものを履いている人にこのような骨の出っ張りが生じる事から「pump bump」と言われています。パンプスだけでなく、踵部分が細くて硬い靴を履いている場合にも生じてくる事があります。
赤味を帯びた踵の後部分、踵の上後側の痛み、踵の骨が隆起している部分の軟部組織の肥厚が認められることで、このハグルンド変形かどうか分かります。

対処法としては、
①足関節の柔軟性回復:踵の上部に痛みが出る方には、足関節を正しく反らす(背屈/はいくつ)ことが出来ない方が多いので、組織間リリースの技術などを用いて柔軟性の回復を図ります。
②靴の操作:踵部分にパッドをいれて、圧迫力を軽減させる。その他に、靴の月型芯をくり貫いて圧迫力を逃す方法もあります。
③インソール作成:前足部が外反している場合に踵が内反位になるため、踵の後外側が靴に圧迫されやすくなります。距骨下関節を中間位に保つようにインソールを作成していきます。
(④手術):難治性の場合に出っ張った踵の骨を削る手術が行われる場合もあります。
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